日別アーカイブ: 2013年6月25日

PMP®の合格率は?(+解釈の注意点)

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皆さん、こんにちは!日本プロジェクトソリューションズ代表取締役の伊藤大輔です。

さて、お客様からお問合せが多い内容で「PMP®の合格率ってどのくらいですか?」という質問があります。今回はPMP®の合格率、またその背景にある様々なことを書きたいと思います。

PMP®って?

PMP®(Project Management Professional)は米国PMI®(Project Management Institute)が認めるプロジェクトマネジメントの国際資格です。グローバルプロジェクトやビジネスの世界ではPMP®を取得していると高く評価されます。また昨今では、自民党の政策パンフレット「J-ファイル2012 自民党総合政策集」に「近年役割が増しているプロジェクトマネジメント・プロフェッショナル(PMP)の資格保持者の養成を積極的に進めます。」J-ファイル2012 自民党総合政策集 P.23、2013年6月25日入手)と記載があり、これから成長が見込まれるプロジェクトマネジメント国際資格です。(資格の詳細はPMI®日本支部のウェブサイトをご覧ください)

PMP®を持っているとどんな良いことがあるの?

既述のとおり、PMP®を持っているとグローバルレベルのプロジェクトマネジメントの知識と技術を修得していると認められ、ビジネスで高く評価されます。ここで、「ほんと?」と思っている方、鋭いです。実は、日本はまだまだプロジェクトマネジメントの分野では後進国であると言われています。日本におけるPMP®取得者も少ない状況です。日本だけが離れ小島のようにプロジェクトマネジメントの知識と技術で取り残されているのです。因みに欧米ではMBAとPMP®を取得したビジネスマンは高く評価されています(日本で頑張る私はそうではありませんが、、、)。

実際、外資系のプロジェクト関連のRFPでは「プロジェクトマネジャーのQualificationについて既述してください」というのがよくあります。提案書ではPMP®と記載すれば、先方からも「プロジェクトはグローバルレベルで進めてくれるな」と評価されます。また、グローバルプロジェクトでの実務においても、同じプロジェクトマネジメントの言語・単語が使え仕事がスムースに進められたり、PMP®同士で仲間意識がありチーム力が増したりします。

「私はグローバルプロジェクトなんて関係ないや」と思われたあなた!今後は電話会議やTV会議などを使って海外のメンバーとプロジェクトをしたり、海外のメンバーやプロジェクトオーナーが日本に来てプロジェクトをやることも増えると思います。今から準備するのも良いアイデアではないでしょうか。

PMP®合格率+解釈の注意点

ちょっと話がずれたので本題に戻します。PMP®の合格率は6割程度(再試験者含め)と言われています。でもちょっと待ってください!なんでこんなに高い評価を得られる国際資格の合格率が高いのでしょう。これには裏があります。PMP®はプロジェクトマネジメント知識と「経験」を証明する資格です。ですので、PMP®の受験資格として4,500時間・36か月のプロジェクト実務経験(最終学歴が高校卒業の方は7,500時間・60か月)が必要となります(資格の詳細はPMI®日本支部のウェブサイトをご覧ください)。しかも、受験申請をするPMI®のウェブサイトは「英語」であり、プロジェクト実務経験のレジュメを英語で入力・申請しなければなりません。

ここまでで勘が鋭い方はお分かりいただけたと思います。PMP®合格率が高いのは、受験前に受験資格によって選抜されているからなのです。もっと簡単に言うと、プロジェクト経験があり英語での申請も問題のない「本気のヒト」しか受験できないようになっているのです。だから合格率が高いと言われています。よく国家試験の情報処理技術者試験と比較される方がいらっしゃいますが、そもそもの受験資格や資格自体のねらいの立て付けが異なるのです。

PMP®を取得されたい方へ

PMP®に関する情報はあまり日本にはありません。取得を目指す方は2つのいずれかの方法が望ましいでしょう。ひとつめは、同僚や上司でPMP®取得者の指南を得ることです。実はPMI®もグローバルな組織ですのでサポート体制が良いとは言えません(逆に言えば、日本企業のサポート体制が高度すぎるとも言えます)。具体的にどう勉強して良いのか、申請はどうすれば良いのか理解しずらい点があります。同僚や上司でPMP®取得者の指南を得ることでスムースにいくでしょう(一度この苦労を味わった方はどうすれば良いかがわかっています)。

もうひとつは、外部の研修会社や資格取得支援を提供している会社に問合せ、そのサービスを利用することです。プロジェクト経験のレジュメの英訳・翻訳なども行ってくれます。費用はさまざまですが、確実にPMP®の受験資格を得て、合格率を高める助けになります。

PMP®を取得支援

日本プロジェクトソリューションズは、米国PMIの認定教育プロバイダー(R.E.P.)です。
日本プロジェクトソリューションズでは、
PMP®取得支援サービスを非常にリーズナブルな価格(19,000円~税別)で行っています。弊社のコスト優位性はEラーニング、メールサポートなどを中心にサポートすることで、皆様の大切な時間を有効活用していただくとともに、に本当に必要なサービスに絞り徹底的にコスト削減を行っていることから生み出されています。是非比較検討の上、ご用命いただければ幸いです。(ウェブページでは「英語」であきらめないでください!と弊社スタッフからの熱いメッセージが記載されています!)

弊社専用サイト>>http://www.japan-project-solutions.com/#!services/corb

プロジェクトマネジメントのエントリーモデル資格の取得から始めるという手も。

一般社団法人日本PMO協会では、プロジェクトマネジメントのエントリーモデルの資格を発行しています。例えば、まずはこのエントリーモデル資格でプロジェクトマネジメントの基礎を学び、腕試しとして資格を取得し、そして高度な知識体系にチャレンジするという手もあります。
【一般社団法人日本PMO協会資格ページ】
http://goo.gl/15W4qV

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この度、日本プロジェクトソリューションズ株式会社では、今までの知識や経験、実績を評価いただき、プロジェクトマネジメントの実践的書籍を全国販売させていただくこととなりました。この1冊でプロジェクトマネジメントの実践的基礎が学べ、実践できます。また、個人の皆様におかれましては、キャリア形成に有用な知識と技術になっております。ぜひご覧ください。

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